小林麻央さんのブログ、KOKORO.について

闘病中だった小林麻央さんが亡くなって、もうすぐ1か月が経とうとしています。
生きているあいだは麻央さんのブログが更新されるたび、そのあとは旦那や子ども、お姉さんが何かするたびにネットニュースで取り上げられていましたが、それもだんだんと頻度が少なくなってきました。
麻央さんがブログに書いていた内容はわざわざ見に行かなくてもYahoo!とかワイドショーとかが教えてくれましたが、どのように書いているのか、麻央さん自身の言葉・文字を見に、麻央さんのブログ「KOKORO.」を訪れることもありました。
ブログを始めたころはお子さんと外出したことや旦那さんと年越し蕎麦を食べたこと、さだまさしさんから花束を贈られたことなど、写真を見てもとても楽しそうで、うらやましいとさえ感じたこともありました。
でも今年に入ってからはチューブがつながれている様子、どんどんと痩せていく身体や顔の写真が載せられていて、見ているのが辛くなってきました。
多くの人が同じことを思ったようで、痛々しくて見てられない、とか、ほかの患者さんや家族が絶望してしまう、とかいう意見がネットに多く書き込まれました。

障害なんて大きな出来事じゃない!、って思いたい

私は特別に麻央さんが好きだったわけではありませんし、今も好きだというわけではありません。
でも麻央さんのブログは、たまに見に行っていました。
そして麻央さんがブログに書いた、「癌になったことは私の人生の大きな出来事ではない」という言葉が大好きです。
癌って今はわりと普通の病気になってしまっているけれど、やっぱり命を左右する大変な病気です。
それを「大きな出来事じゃない」なんて、普通はそんなふうに思いませんよね。
発想力の素晴らしさ、気持ちの切り替えの上手さに感服です。

私は脳性麻痺という障害を持っていますが、そんな風に思ったことはただの一度もありませんでした。
むしろ障害を持って生まれてきたことに、意味を持たせようと必死になっていた。
障がい者としてどう生きるか、ということに、縛られていたんです。

麻央さんの言葉を読んで、私も「脳性麻痺者であることなんて、大きな出来事じゃない」って思えるようにしようと思いました。
私の人生は素晴らしいことがいっぱいの、色とりどりの豊かな人生だったと。

嫌な気分を払拭する、魔法の言葉に

くだらないことですが、何かイヤなことがあったとき、気分を変えるのにもこの言葉は効果的です。
信号待ちをしていてちょっと発進が遅れてクラクションを鳴らされて凹んだときも、「クラクションを鳴らされたぐらい、私の人生のなかの大きな出来事じゃない」と思うと、気持ちがラクになります。
いつも何かで迷惑をかけられている相手からの攻撃をかわせなかったときにも、「ちょっと迷惑をかけられたぐらい、私の人生の大きな出来事ではない」と思えばいいのです。
こう思うだけで、気分を劇的に明るくすることができます。

学べるところは学びたい!

小林麻央さんの最後のブログは、オレンジジュースがここ数日の楽しみになっている、というものになっています。
この記事には鼻にチューブをつけながらもお母様が絞ってくれるというオレンジジュースを手に微笑みを浮かべている麻央さんの写真が、付けられています。
そしてラストは、ブログを読んだ皆さんにもステキなことがありますように、というメッセージ。
ご本人が何かを察していたのか、まったくの偶然なのかはわかりませんが、終わり方にもグッとくるものがあります。

お金儲けのため、とか、更新する時間があったら子供のために使えば、とか、いろいろと言われていたブログでしたが、後になって読み返すとキラキラとした言葉がたくさん書かれていることに気付きます。
小林麻央さん、人生の最後に大きな仕事をされていったんだなぁ。。。

思いの伝え方とか、言葉のセンスとか、私も学べるところを探して、勉強していきたいと思います。

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